三浦大知が熱い
今乗りに乗ってる男性アーティストとして真っ先に思い浮かぶのが三浦大知さん。
9月2日リリースのアルバム「FEVER」はiTunesアルバムチャートの1位を獲得。
また自身でも最高となるオリコン週間ランキングの初登場3位も記録し、まさに破竹の勢いといった感があります。
このアルバムがリリースされる前、実は「I Remember」という曲の動画がYoutubeに公開されていました。
その中で、三浦さんが見覚えのあるCDを手に取るシーンがあります。
三浦さんが持ったCD、それは彼がかつて9歳でデビューを果たした「Folder」のデビューシングル「パラシューター」のCDでした。
三浦さんはその頃まだ小学生。
この曲は、決して忘れることのできない思い出の詰まった作品でした。
三浦の原点「Folder」
「Folder」は小中学生で構成されたあどけなさの残るグループでしたが、三浦さんはマイケルジャクソンの再来と言われるほどの歌唱力を持ち、グループも大人もビックリのパフォーマンスを発揮していました。
当時子供たちに人気の高かった「ポンキッキーズ」に出演していたことから人気もうなぎ上りで、シングル7枚を2年のうちに発売しました。
しかし2000年の4月に三浦さんは活動を休止、グループを抜けてしまいます。
変声時期での喉の負担軽減が理由ということでした。
グループはその後何曲かシングルを発表しますが、2003年には活動を終了しました。
わずか数年の活動でしたが、当時の音楽界にセンセーショナルな印象をのこした「Folder」のメンバーたち。
グループの活動を終え、彼らの繋がりも終わってしまった…
誰もがそう思っていました。
しかし、彼らは今もあの頃を忘れず、ずっと一緒に歩んでいました。
AKINAとの交流
三浦さんと共に「Folder」のフロントメンバーとして活躍していたAKINAさん。
三浦さんの2つ年上で、三浦さんのことは弟のように見守ってきたそうです。
グループ活動終了後もソロで活動を続け、現在はビビる大木さんと結婚し一児の母となっています。
そんな彼女ですが、三浦さんとの交流は現在も続いており、自身のブログ等でたびたび紹介しています。
またFacebookでも彼とのツーショット画像が掲載されています。
HIKARIとテレビ共演も
「HIKARI」としてFolder時代に活動していた満島ひかりさん。
2009年に公開された映画「愛のむきだし」に出演して一躍脚光を浴び、以降女優として活躍し現在に至っています。
三浦さんとは違う道に進んだ彼女ですが、三浦さんとは交流が続いており、テレビ共演において、お互いについて次のように語っていました。
「僕のライブにひかりが来てくれたり、僕もひかりのドラマを観て、『Woman』(日本テレビ系)よかったよとか、軽く感想を言ったりしますが、実際に会うと褒め方がわからないといいますか(苦笑)。」
「ひかりからはいろいろ言葉をもらえるのですが、ひかりの演技を見て本当は感動して泣いちゃったのに、そこは言えなかったりと、昔からの仲間なだけに照れる部分はありますね。」
「大知はずっと歌ってる人だから…最初に6歳だった大知を見た時から、”この人は一生歌ってる人だ”って思ったから」
「私はちっちゃい時から最初に大知を見てたのは大きいって自分の中で思っていて、なんかね、迷ったりとかすると聴くよ、大知の曲、今も」
Folderメンバーの交流は今も続いている
三浦さん、AKINAさん、満島さんの3人だけでなく、「Folder」メンバーの交流は今も続いていると三浦さんは言います。
AKINAさんもまた、次のようにブログでメンバーへの思いを綴っています。
「夢や目標は、 時代と共に変わりゆくけど
ひかり、 もえ、ありさ、 なっちゃん、 丈、そして大知は 特別な存在です。
きっとこの先も変わらないだろうなァ。」
「Folder」のデビューシングル「パラシューター」のリリースから18年経ち、三浦さんは現在の心境について次のように述べています。
「昨年の年末に、うちの事務所のイベント(RISING福島復興支援チャリティーコンサート)で後輩アーティストたちの楽しそうなライブを観て、自分自身、歌いたい、踊りたいっていう初期衝動でやってた頃と今も変わらないけど、やっぱりそこが大切だよなと改めて思ったんです。」
「みんなで楽しめれば嫌なことも忘れられるし、だからこそ得られる何かもある」
ソロデビュー10年を迎えても、その心は「Folder」の仲間たちと一緒にあるのかもしれませんね。