坂上忍と武井壮の兄の知られざる関係。泣けるエピソードが明らかに

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坂上と武井兄の関係は?

坂上は子役でデビューし、以来幾人かの付き人が付いていました。

坂上が25歳、武井の兄が23歳の時二人は出会います。

一人上京した俳優志望の武井兄は坂上の元で付き人兼俳優見習いとして働き始めます。

歳も近かった二人はプライベートでも交流するようになり、生活が不安定な武井情を支えていたのは坂上でした。

弔辞を読んだのも坂上だった

坂上は武井兄を弟のように可愛がりましたが、23歳で末期の癌だと診断されました。坂上が病院の手配をしたりと面倒を見たのですが、若かったために進行も早く手術してもどんどんと衰弱していきます。

また当時武井壮は陸上選手だったため大会もあり、しばしば遠征に行くことも。兄は「できるうちに好きなことをしなさい」と弟の背中を押します。

武井情は病気が発覚して1年ほどで帰らぬ人となってしまいました。

武井清さんの告別式で坂上忍さんは弔辞を読み上げました。

武井情以上に愛情をかけられない

武井兄の死後、人生観が変わってしまったという坂上はそれ以来付き人は取らず、自分のやりたいことをすることに決めたそう。

武井兄は病床で弟・壮のことを坂上によく話しており、偶然にも芸能界にやってきた武井壮に「情の弟だよね。ご無沙汰してごめんね」と話しかけたそうです。

武井はお世話になったのは自分たちだと思っていただけに感動はひとしおだったそう。

坂上はこのエピソードについては自ら言うことなく、これが武井サイドから出た話であるところに坂上の人柄の良さが表れていますね。