神対応と称されたエピソードとは?
日刊スポーツの記者は語った
“写真撮影を終えて、別室でインタビューをする流れだったが、待機となった。しばらくすると、先に部屋に入っていた新垣が、ドアを開けてひょっこり顔を出した。
「今、片付けているので、お待ち下さい」
まるでスタッフかマネジャーのように丁寧な口調で事情を説明した。
取材は私が担当したが、日刊スポーツ・ドラマグランプリの主演女優賞の表彰でもあるので、上司が同席した。
おかげで少し緊張してしまい、気分を落ち着かせようと手を使って顔を仰いでいたら、すかさず新垣が
「よかったら、お水をどうぞ」
とペットボトルを差し出してくれた。……いくつか質問をしていたら、空気が乾燥していたこともあって、私が小さく咳きをしてしまった。
申し訳ないなと思ったその瞬間、新垣がこちらを見つめながら
「のど飴ではないですけど」
と前置きした上で部屋の机に置いてあった飴を手渡してくれた。1粒ずつ小さな袋に入っている飴で、袋にはメッセージが印刷されていた。新垣がいくつかある中から、選んで渡してくれた飴は2つ。
1つは
「頑張って」
と書かれ、もう1つには
「たまには休んで」
と記されていた。インタビューを終えると、もう1つ飴を渡された。袋には
「お疲れさま」
と書いてあった。相手の様子を見て、何をしたらいいのか、すぐに判断して実行できる。
おまけにそれが、ごく自然な振る舞いに見えた。
ドラマは多くの視聴者に支持された。女優として輝きも増しているが、1人の大人の女性としても、とても魅力的だと感じた。”(日刊スポーツ記者)
「好きになっちゃうよね」共演した芸人たちも絶賛!
この日、「バイキング」にレギュラー出演していたおぎやはぎとアンガールズは、2005~2006年に放送されたコント番組「落下女」(日本テレビ系)で新垣と共演しており、田中卓志は、番組終了後にある雑誌のインタビューで新垣が
「あのコント番組での経験がすごく活きています」
と語っているのを目にしたらしく
「普通、(女優は)コント番組の経歴なんて消すじゃないですかぁ!」
と、“黒歴史”として扱わないことに驚いたと言い
「本当に良い子だなと思いました」
と絶賛した。また、矢作兼も
「廊下で会った時もすごく可愛んだよね。“あー!矢作さん”とか言って(手を降ってくれて)。
昔一緒だっただけなのに、大スターになった今も一緒なの。好きになっちゃうよね。まいっちゃう。
なんでもしてあげたいもん(笑)」
とすっかり新垣に魅了されている様子だった。
ガッキーの人柄にキュンキュンが止まらない!
ネット上でもガッキーの自然な振る舞いに対して、
「一人の人間として、尊敬してしまう」
「こんなこと知ったら、みんな結衣ちゃんのこと好きになっちゃうよね。」
「ドラマを見ていた時から好きだったけど、これを知ってさらに好きになった!」
「ガッキーは、可愛さと優しさでできている。」
など感心の声が上がっている。
彼女は中学校の頃、女子バスケットボール部のマネージャーを努めていた。その時から皆の相談役として頼られていたそうで、昔から人に心配りができるガッキーだからこそ、今回のような対応が自然とできるのかもしれない
。記者の主観は多分にあるものの、素敵なエピソードであり、彼女の魅力の根底にあるものなのかもしれない。