高橋選手の心温まるメッセージに感動
岡山県倉敷市出身の高橋選手。メッセージ動画の収録場所は、高橋選手が8歳の時にはじめてスケートを始めた地元倉敷の「ヘルスピア倉敷アイスアリーナ」で行われました。
この動画に出演している子どもたちは、高橋選手も所属していた「倉敷フィギアスケーティングクラブ」の子どもたちです。
子どもたちへ贈った動画をご覧ください。
「高橋大輔から君へ」
大丈夫?
僕は岡山で生まれた。大人しくて、気の弱い子供だった。
8歳のとき、このスケートリンクに出会った。
なんでか、スケートには夢中になった。
飛ぶのが、好きになった。踊るのも、好きになった。
成績が上がって表彰台に立つことが多くなった。
気がつけば世界で戦うようになっていた。
でも、全部うまくいったわけじゃない。
迷いもあった。怪我もあった。
手術もした。全然飛べない日もあった。
もうダメだと思ったことも何度もあった。
これから新しい一歩を踏み出す子供たちも、いつか壁にぶち当たると思う。
けど、自分の力を信じてほしい。
倒れたって、立ち上がればいい。
僕は岡山で生まれた。
そして、このスケートリンクに出会った。
もんげー岡山!もんげースケートリンク!
「もんげー」とは岡山弁で「ものすごい」という意味です。方言を使うことで、このメッセージがより一層子どもたちの心に響いたのはないでしょうか。
大人にも贈りたいメッセージ
このメッセージから、夢中になれることがいかに素晴らしいものなのかが伝わってきます。でも、全部うまくいったわけじゃないと高橋選手。
迷いや怪我もあり、もうダメだと思ったことが何度もあったと。
これから一歩踏み出す子どもたちも、壁にぶち当たることはあると思う。でも、自分の力を信じてほしい。と次世代を担う子どもたちだけではなく、大人でもハッとさせられるメッセージだと思いました。
倒れたって立ち上がればいい。この力強い言葉に励まされました。