M-1優勝直後は、岩尾さんが『ブサイク芸人』として大ブレイクを果たしていたのです!!
そして岩尾さんばかりがメディアで注目され、後藤さんも自身のことを「じゃない方の人」と認めてもらいました。
そうこうしているうちに岩尾さんはピンでの映画出演が決まってしまいます。
後藤さんの方はコンビでテレビ出演をしても口数は少なく、岩尾さんがイジられている姿をただただ傍観し、ただ一緒に笑っているだけという、今の後藤さんからは全く想像もできない姿がそこにはあったのです。
岩尾さんが映画の撮影に入ると「後藤さんは1か月休み」という仕事一切なしの暗黒の時代まであったんだとか…自分の実力の発揮できない日々に、「フラストレーションがたまった」と当時の状況を語っています。
そんな不遇の時代を抜け出すキッカケを作ってくれた人物がいるそうなのです。
しかもその人は大物芸人のあの人でした!
大物芸人の発言に全力の否定をした後藤。しかし、それがキッカケで…?
その大物芸人とはダウンタウンの松本人志さん!
後藤さんは、番組収録後の飲み会で、松本さんからこんなことを言われたそうです。
「“後藤、お前今日何もしてへんかったな~」”(一周回って知らない話より引用)
この松本さんの発言に対し、後藤さんは反射的にこう反応します。
「“いやいやいや、やってましたよ”」(一周回って知らない話より引用)
全力での否定!!
すると、その必死さが面白かったのか、同席していた芸人達に大ウケしたのです。
その飲み会での出来事がキッカケとなり、「後藤さんはイジると面白い」というイメージが芸人達の中で定着していきました。番組でも多くの共演者からよくイジられるようになり始め、それが視聴者の人々にも「後藤さんはイジると面白い」と定着され始めたのです。
これをキッカケに番組でも出演が増えた後藤さんは「例えツッコミ」でブレイクし、司会の仕事も次々と増やしていきます。
2011年にはバラエティ番組『行列のできる法律相談所』のMCにまで抜擢され、現在では6本の番組で司会を務めるまでの人気ぶり!
このエピソードを聞いて驚いた人も多かったようで、このような反響がありました。
・ 後藤さんも苦労人だったんですね。
・チャンスをものにしてはい上がった後藤さんはスゴイと思う。
・松本さんは後藤さんがイジられると面白いって知ってたのかな。
岩尾さんは現在コンビでの仕事以外でもファッション関係の仕事や、アイドル好きを生かした仕事などにも取り組まれているようです。確かに番組で見かける岩尾さんの衣装はオシャレですよね。
また、お互いピンでの活躍が多いため、「コンビ仲は大丈夫か」といった心配の声もあるようですが、特に不仲という訳ではないとのことで一安心ですね。コンビとして、互いに切磋琢磨し合える関係という意味で、『フットボールアワー』というコンビはバランスがいい感じにとれているのかもしれませんね!
今やお互い名も売れ人気芸人の一員になれたフットボールアワーのお2人ですが、こんな過去があったのですね。
しかしそんな苦しい中でフラストレーションが溜まっても足掻き続けたのが今のお2人の姿だと思うと、後藤さんの努力と松本さんの人を見る目の凄さにも圧巻ですよね。
この記事からはいろいろな気持ちの変動を感じることが出来ました。