「マイケル・ムーア監督じゃねえよッ」ハリセンボン春菜のネタにアリアナの反応が薄かった理由

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ハリセンボン春菜のネタがまさかの大すべり

出演してくれたアリアナさんを楽しませるべく、司会の加藤浩次さんは、レギュラー出演しているお笑い芸人・ハリセンボンの春菜さんにネタを振りました。

「(春菜さんを指して)シュレックに似ている」といじり、さらに「会ったことあるんじゃない?映画監督でさ」と、アリアナさんに振りました。

その振りに、春菜さんはいつものノリで「マイケル・ムーア監督じゃねえよ!」と十八番のネタを披露しますが……

アリアナさんの反応は芳しくありません。通訳の方が必死に訳しますが、結局アリアナさんには受けませんでした。

アリアナが笑わなかった理由

一連の流れに、視聴者は「お笑いネタには国境が存在するのか」と感じたことでしょう。中には「アリアナさんは無愛想」だと感じた人もいるかもしれません。

しかし、アリアナさんがネタに反応を見せなかった背景には、確固たる理由が存在しました。

しつこくネタを振る司会の加藤さんを軽やかに受け流したアリアナさんは、真直ぐな目で春菜さんを見つめてこう伝えました。

シュレックだと思いませんでしたよ。あなたは、すごく可愛い!

また番組のCM途中でも、春菜さんに対し

あなたは、本当にマイケル・ムーア監督には似ていない。私が、それを約束します

と声を掛けたそうです。

一連のネタは“差別的”?

私たち日本人には受けるネタが、外国人であるアリアナさんには受けなかった。さらに、アリアナさんが春菜さんに伝えたメッセージ。この事からわかるのは、一連のネタは“差別的”な要素を含むということです。

国内外では価値観が異なるといってしまえばそれまでですが、昨今のお笑いネタの中には、道徳に欠けるものが多いことも事実です。私たちは今一度、お笑いとは何なのか考えなければいけないのかもしれません。