つんく♂が大学生に投げかけた「セルフプロデュース」の一言→人間としての生き方を考えさせらるメッセージの真意とは・・・??

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プロデューサー「つんく♂」さんの声帯摘出

「モーニング娘」をはじめとするハロープロジェクト等の総合プロデュース(~2014年)やゲーム、音楽、飲食店など様々なプロデュースを手掛けるつんく♂さん。ご自身も「シャ乱Q」のヴォーカルメンバーとして音楽活動をされていました。
そんなつんく♂さんですが、2014年3月喉頭がんを患い、一度は「完全寛解」を発表したものの再発してしまいます。
近畿大学OBであるつんく♂さんが入学式をプロデュースするという告知とともに、声帯摘出し、声を失ったことが公表されました。

近畿大学入学式での祝辞

「私も声を失って歩き始めたばかりの一回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います。」

近畿大学入学式に寄せられた祝辞は、こんな書き出しで始まりました。

「皆さんもあなただからできること。あなたにしか出来ない事。それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います。」

実力主義の音楽業界で成功するという厳しい社会を経験したからこその、学歴や成績以上に個性を大切にすることの重要性を訴えるつんく♂さんの言葉には説得力がありますね。

「仲間や友人をたくさん作り、世界に目を向けた人生を歩んでください。私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んでいきます!
だから最後にもう一度言わせてください。皆さん、近畿大学への入学、本当におめでとう!「ああ、良かった!」と思える大学生活をセルフプロデュースしてください!」

プロデューサーとしてのエール

情報化社会と呼ばれる昨今は時間の流れ、社会の変化が目まぐるしく、流されている感覚を覚えることがあります。
学生から社会人となるまでの限られた時間のなかで、身を立てるためには変化に柔軟に対応するだけでなく、その先を見る力が求められます。
すでに社会人であっても、困難に直面したとき、結婚や離別など環境が変わったとき、自分の人生をどうプロデュースするかは自分次第です。
つんく♂さんのように、変化に怯えることなく「一回生」として切り替え、前向きに進んでいきたいですね。