三四郎の小宮がお笑い芸人を目指すきっかけ。それは、イジメを克服する先生の一言だった…?

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小学校の頃からのイジメ

ある日学校に行くと、「葬式やるからみんな手伝って」と言われます。
誰の葬式かわからなかったのですが、とりあえず手伝います。

そして葬式が始まると気づいたのです。
弔辞で「おい…小宮、なんで死んだんだよ…」
小宮自身の葬式でした。
「クラスの女子がお前の写真を欲しがっている」と言われて渡した写真が遺影になっていました。

クラスの1軍にグループに入ろうと、マドンナ的な女の子と「付き合っている」と嘘をついたことがありました。
それがバレた後にクラスの女子全員から罵詈雑言を浴びせられたという経験もしています。

「小学校の頃から、僕がなんかやる前に、みんな嫌うんですよ!」

と番組内でコメントする小宮。
そのイジメが収まる転機となったのは高校時代のある事件でした。

高校でブチ切れた

高校時代にも小宮はイジメられていました。
しかし、ある日初めてイジメてくる相手に対してブチ切れてしまったのです。

「なんだよ!!!」

その反応は予想外のものでした。
小宮がキレることで、みんなが笑い出したのです。

小宮は内心、思ったそうです。

「え?え?怒ってるよ?
「あれ?思ってたベクトルと違う??」

この事件をきっかけに、クラスメイトからは「小宮は面白い」という認識が定着しました。
そして、イジメも次第に減っていったのです。

先生からの一言

その後、小宮は文化祭で「漫才」を披露することになりました。
それがかなりウケて好評だったとのこと。
その時のことをこのように思い出しています。

ぼくはスポーツも出来ない、勉強も出来ない、部活とかも全然ダメだったし…ずっと先生に怒られ続けてきたんですよ。いじめられてもいたし。

でも、漫才を一回だけ文化祭でやって、たまたまですけどウケたら、先生が寄ってきて

『小宮、面白かったよ』

って…その時の快感が忘れられないです。褒められたことがなかったから

漫才で人を笑わせることができる。
人から認めてもらえる。
何よりも、先生から直接、「小宮、面白かったよ」という一言。

小宮がお笑いの道を選択するのはこのことがきっかけでした。
それからの道のりは決して優しいものではなかったはずです。
でも、認めてもらえた経験があったからこそ、今まで努力してこられたのでしょう。