意気込み語る中川大志「どんな役でもオファーがあればやります」
(インタビュアー)主演作も増えてきていますが、役者として意識の変化はありますか?
≪中川大志≫今までは自分のことで精一杯で、周辺を見る余裕はありませんでした。しかし、今回は少し視野を広げて、まわりのキャストやスタッフさんにも気を配ることができたと思います。
そうすることで、自分に余裕ができて作品全体にいい影響がでることがわかってきました。
(インタビュアー)自身の成長で将来の目標も明確になってきたのではないですか?
≪中川大志≫どんな役でも柔軟に対応できる役者になれたらいいなと思っています。主役を演じる中で、主人公のキャラクターの都合に合わせるために、周辺の役の想いや設定が軌道修正されることを学びました。
主役は役作りのために情報量が豊富なのですが、その為に周辺のキャラクターの感情やカラーを見落としてしまうような気がするんです。それではダメなんですね、多くの協力があっての作品ですから、そうした一体感が持てるように、どんな役でも全力で楽しめる役者になりたいです。
中川大志は昨年の大河ドラマ出演が大河ドラマとして3作目となる。
中川は言う
「独特の緊張感がある世界なんです。そこで、ベテランの方たちと芝居をさせていただくのは
役者としてこれ以上の経験はないと感じました」。
そう視聴者から役者として認識された中川は昨年の「豊臣秀頼」が最初だが、本人にとっての緊張の経験は、それ以前から始まっていた。18歳と歳若に見えるが、役者としては2009年から活動してきた経験がある。
既に役者としての自分が見え始めた中川大志、これからもいろんな役を演じて私たちを楽しませてほしい。