「時代とは恐ろしいもの」ゴールデンボンバーが新曲を無料配信した理由を鬼龍院翔が語る

【PR】Akogare




トラブルにより『制限』されてしまったメンバーの活動


もともと金爆はCDに「握手券」を付けてCDを販売するアーティストとして知られていました。CDを買うことでファンが金爆と交流できるのです。ところがメンバーがテレビの企画でコンビニ店員を務めていた時、サービス精神からお客に握手をしていると金爆のファンの視聴者から強い反感があったそうです。
これを機に、金爆はCDに握手券を付属させるのを取りやめ、新たなパフォーマンス方法を模索します。そんなとき、メンバーが音楽ジャーナリスト・柴那典氏の著書『ヒットの崩壊』(2016年)からQRコードを使ったパフォーマンスを考え付いたのです。
鬼龍院さんは本書から

「海外では音楽を無料にすることは既に当たり前のようです」

「どうやって音楽を売るべきなのか、とか考えていた僕が遅れていたのだ!時代とは恐ろしいものやで!」

と感じており、『#CDが売れないこんな世の中じゃ』について

「どうか重く受け止めず、CD不況をネタにしたコントを見ているような気持ちでいてくれたらと思います」

と話しています。また、CDの売り上げ目的だった握手券を廃止し、「特典無し」にしたこともCDを購入してくれる人は予想以上におり、鬼龍院さんは当時ブログで

「特典に埋れていた音楽と僕もみんなも向き合うことができた」「音楽の力を感じることができてよかった」

と心境を述べていました。
新曲『#CDが売れないこんな世の中じゃ』にも似たような思いが込められていながら、音楽を取り巻く状況とともに「CD不況をネタにしたコント」というスタンスに変わったようです。
ファンと向き合おうとし続けるゴールデンボンバー。その姿勢が彼らの人気の秘訣なのかもしれませんね!