チャーリー・ブラウンは「あなたいつも優しいじゃない」って女の子に言われるんです
自分は個性がないためいろんな役をこなすことができるのではと語る倉科、この10年は家族を守ったり、支えたいという想いでやってきたことを振り返り、先日最終回を迎えた「奪い愛、冬」ではサンドバックのような受け身の役であったため、精神的にも肉体的にも消耗している状況だと説明した。
倉科はこれからの10年、どんな役を演じていったらよいのか悩み中だという、そんな倉科にリスペクトする女優に関して聞いてみた。
「ミシェル・ウィリアムズの『テイク・ディス・ワルツ』や『ブルー・バレンタイン』
ケイト・ウィンスレットの『とらわれて夏』などを観ると、女性特有の繊細な艶かしさとか
ぐちゃっとした内面の表現が素晴らしいなと感動するんです。
キャリー・マリガンも大好きなのですが、いま名前を挙げさせていただいた3人は完熟した内面を持っていて
なおかつお芝居にもちゃんと反映できている。どうしたら彼女たちのような女優さんになれるんだろうと単純に憧れます」
倉科がリスペクトするハリウッド女優は「大人の女優」が共通要素である。彼女は、そこに近づくためには自分と“闘い続けて”いかなければならないと考えているし、また一方ではどんな役にも成れると思っている。
しかし、女優として張り詰めるだけではやっていけない、倉科はどんな風にリフレッシュしているのか?休みの日にはシリアスなものだけではなく、チャーリー・ブラウンのような鉄板のアニメも見る。
倉科はチャーリーに関して語る
「チャーリーは女の子にいいとこ見せようとして頑張るんですが、いつも失敗して結果が出せないんです」
「でも、女の子は最後にチャーリーを交換日記の相手に選ぶんです」
倉科は満面の笑顔で女の子のセリフを言った
「だってあなたはいつも優しいじゃない」。
倉科は言う、たとえ結果がでなくてもちゃんと過程を見てくれる人がいると。彼女は信じている、自分が頑張っていれば、必ず誰かが見ていてくれる。