今の「ナインティナイン」の活躍の裏には、雨上がり決死隊・宮迫博之さんの友情や支えがあった!

【PR】Akogare




ナインティナインのコンビ結成は?

さて、ナインティナインのコンビ結成は1990年。雨上がり決死隊よりも1年だけ遅いんですね。岡村さんが“ボケ”担当で、矢部さんが“ツッコミ”担当。

コンビ結成当時は岡村さんがツッコミ、矢部さんがボケを担当だったのを、NSC講師に「(ボケとツッコミが)逆やろ!」と言われて、役割を交替したそうです。この2人の漫才もあまり見た記憶が無いような…。

宮迫さん、蛍原さん、岡村さん、矢部さんの4人はNSC(New Star Creation:吉本総合芸能学院)に入学しています。でもナイナイの2人は卒業していないんです!その辺りに宮迫さんの友情?と言うべきか、事情?というべきか…があるんです!

なぜ、ナインティナインだけが養成所をクビになったの?

宮迫さんは、NSC時代レッスン料と入学金をずっと未納のままだったらしいのです。講師に、明日お金を払わなけば辞めさせると言われ、なんと翌日宮迫さんは下半身全裸で、その講師の前に現れたとのこと…。

まぁ、その講師に限ってだけでしょうが、宮迫の行動が“ウケ”て全てのレッスン料が免除(よほど、権限がある人だったのでしょうね!)されたそうなんです。チョッと、あり得ない話ですけど、宮迫さんはNSCを卒業!

でも、そんなことが何度も認められるはずがないことは分かりますよね!同じく授業料が未払いだったナインティナインも、宮迫さんのマネをしてコンビ揃ってNSCに…講師が変わっていて、そのままクビに!!

その後、ナインティンナインは?

行くあての無くなったナインティンナインは、宮迫さんに身の振り方を相談したところ、本来ならNSCを卒業していないと受けることのできない『2丁目オーディション』に、宮迫さんの推薦もあり参加できました!

1991年に、吉本の若手コンビ6組で構成されるユニット「吉本印天然素材」に加わり東京進出を果たします。動画で観る岡村さんの動きって、さすがキレッキレ!です。翌年の1992年には『第13回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞』を受賞し、徐々に頭角を現してきたのです。

天然素材当時、コンビ解散まで考えたナイナイをなんとか説得したのも宮迫さんだそうです。そして、たまたま雨上がり決死隊の2人に出演依頼が来た全国ネットの番組に雨上がり決死隊が出演を渋ったそうです(いろいろと理由はあるみたいですね)。

そこで、代役にナインティナインを紹介し、ナインティンナインの知名度は番組同様に全国ネットになったようです。ナイナイが最優秀賞に輝いたABC新人グランプリでスーツを持っていなかった矢部さんに、自分のスーツを貸してあげたのは蛍原さん。

で、結果はナイナイが最優秀賞で、雨上がりは優秀賞でした。でも、雨上がり決死隊の2人なら自分のスーツを着て最優秀賞になったナイナイを誇らしげに見ているような気がします。

雨上がりの2人の間では、ナイナイから上納金をもらっても良いのでは?なんていう笑い話も出ているようです。実力第一の芸能界!いくら宮迫さんが2丁目オーディションに推薦しても、番組の代役に推したとしても、それを成功させなければ、ここまで活躍はできなかったでしょう!

私には、他人を蹴落として、踏み台にして昇っていくようなイメージがありましたが、“芸能界”に対する考えを改めなければいけないな!とつくづく思いました。先輩後輩の絆って強いのですね。