川島明が告白した、生前の島木譲二
15年前収録終わりに営業出番があったのだが収録がおして営業先に30分遅刻。
社員に「島木譲二さんがつないでます、急いで!」と言われ走って舞台へ出ると舞台の上には数十個のへこんだ一斗缶が落ちていた。
島木さんはカンカンヘッドだけで30分つないでくれていた。
まさに男のロマンだった。— 川島明 (@akira5423) 2016年12月16日
島木譲二さんの武勇伝は、麒麟・川島明さんの口から面白エピソードとしてツイートされました。
15年前の某日、川島さんは諸事情により収録が遅れ、営業出番に30分の大遅刻をしたそうです。大慌てで舞台へ向かうと、社員さんが必死の形相でこう言いました。
「島木さんが(間を)繋いでいます! 急いで下さい!!」
そうして、舞台にあがった川島さんの目に飛び込んできたのは……ボッコボコに凹んだ数十個の一斗缶でした。驚くべきことに、島木さんは“カンカンヘッド”だけで30分も間を繋いでいたのです。
“カンカンヘッド”とは、一斗缶を自分の頭に叩きつける島木さんの持ちギャグ。一斗缶を頭に叩きつけた経験がある方はご存じでしょうが、それなりに痛いです。
芸人の声
島木譲二さんの訃報に関する芸人たちのツイートです
子供の頃、笑いながら観てた人。
そして舞台で何度も共演させてもらい笑わせてもらった人。
島木譲二さんお疲れ様でした!
ご冥福をお祈り致します。— 陣内智則 (@jinnai_tomonori) 2016年12月17日
はじめて絡ませていただいた時、遠慮してた僕に
「遠慮せんときなはれ」って
いかついけど優しい方でした。
島木譲二師匠ありがとうございました!
— よしもと新喜劇すっちー (@suchigunsou) 2016年12月17日
島木譲二のお通夜に行ってきました、島やんの顔を見てたら今にも起きてきてパチパチパンチをやりそうでしたわ、めっちゃ優しい顔をしてたな~。
— kanpei (@kanpeitter) 2016年12月17日
ツイートは瞬く間に拡散し、多くのユーザーが感涙した
川島さんによる島木さんの武勇伝ツイートは瞬く間に拡散し、多くのユーザーが感涙しました。
・心に響いた
・涙出てきたわ。。。
・芸人の中の芸人
・これは泣ける
・島木さん、たくさんの笑いをありがとう
などネット上では多くの悲しむ声がありました。
後輩の遅刻を誰にも悟られないよう、自分なりの方法で、不器用ながらも必死に時間と闘った島木さんの勇士は、川島さんの言うとおり男のロマンです。
爆笑、感動、そしてまた爆笑……常に私たちを楽しませてくれた島木さんに、心からのご冥福をお祈りします。