雨あがり決死隊・宮迫博之といえば、バラエティ番組では欠くことのできないキーパーソン。
今でこそ確たる地位を持つ宮迫だが、その宮迫の運命を大きく変えた大物芸人がいる。それはダウンタウンの松本人志である。
なかなか売れずに苦しんでいた大阪時代、宮迫は松本の幼なじみで、大人気放送作家の高須光聖さんに相談した。
「僕は、ゴールデンタイムで帯の番組とか出れない人間なんですかね?」。
この言葉を聞いた高須さんは後日、松本人志を誘って、当時大阪にあった若手育成劇場・心斎橋二丁目劇場に行く。
その日も舞台には多くの若手芸人が出演していた。何人か見た後、まだ数分しか経っていなかったが松本は席を立ち
「帰ろう、俺と仕事をするやつがわかった」
と高須さんを促した。
高須さんが“俺と仕事をするやつ?”を聞くと、松本はすぐに「宮迫」の名を上げた。このエピソードを後で聞いた宮迫は大号泣したという。以降、宮迫の仕事の最大の励みとなった。数年後、宮迫は東京に進出する。関西ではそこそこ知られていたが、東京では無名。仕事は無く追いつめられていく、そんな宮迫を救ったのは松本人志だった。
その松本の取った行動とは?続きは次のページでご覧下さい。