アーティストとして語る、自分と父親の音楽への向き合い方
裕哉は自身の性格や父親との音楽性の違いなどの質問に関しインタビューに答えた。
~頑固で前向きな姿勢が楽曲から伝わりますね。
(裕哉)確かにストイックだとは言われます。ライブ終わりには、すぐ反省会もしますし、
自分が思うことには真摯に向き合って、最終的にはやるべきことは全てやるってところはあると思います。
~仕事ができそうな、クールなイメージがあるんですが
(裕哉)はじめて言われました。私の場合、アーティストとしての全工程が見えるというか、知っている
とというか、その中でのパート配分には長けているのかもしれません。
~尾崎豊さんは時代の音楽を象徴するアーティストでしたが、裕哉さんはお父さんとは伝えたいことはちがうんでしょうね。
(裕哉)曲作りの中でメジャー感を意識しようと思っているんです。たぶん、尾崎豊はそこまで
考えてなかったんじゃないかな、とは思うんですよ。なぜなら、最初は”売れること“をそこまで
期待されていなかったから。だから、作りたいものを一生懸命作ろうと、やっていたと思うんです。
でも僕は、多くの人に届けることを目標にして作っているから。そこで違いはあると思います。
~もし、豊さんが生きていたら、今の裕哉さんになんて言ったと思いますか
(裕哉)今、何かを言えるとしたら「頑張ってます!」と言いたいし、「頑張れ!」って言って
くれんじゃないかな。「俺がプロデユースする!」とか言い始めたりするかもしれない。
父親に声もそっくりな二世の裕哉であるが、確かに「自分=裕哉」を感じさえるコアのようなものがある。シンガーとしてデビューする前はラジオの「Between the line」という番組でDJを3年ほどやっていた。
番組の最終回で選んだ曲は「卒業」(尾崎豊)であった。番組からの卒業なのか、尾崎豊の息子という思いからの卒業だったのか。
「I LOVE YOU」を歌う尾崎裕哉さんの動画こちら↓↓↓