ノンスタ井上の当て逃げ事件経緯
２０１６年１２月１１日、井上さんは東京都世田谷区の路上で車を運転中に前を走っていたタクシーを追い越そうとして接触、タクシーの運転手に全治２週間のけがを負わせたにも関わらず、そのまま現場から逃走してしまいました。
いわゆる「当て逃げ」ですね。
その後、ナンバーを覚えていたタクシー運転手に通報され、警察に出頭し事情聴取を受けて「自動車運転処罰法違反」で立件されてしまいます。
事件発覚後井上さんは文書で謝罪の言葉を述べ活動を自粛、所属の吉本興行からは年末のメディアが忙しい時期に謹慎処分を言い渡されます。
その後、井上さんは被害者のタクシー運転手に直接会って謝罪、運転手もこれを許したため刑事罰はなく不起訴処分となってこの事件は収束を迎えたのです。
井上の謝罪会見に加藤浩次が苦言！
不起訴処分が決まった翌日の２０１７年３月７日、井上さんは報道陣を集めて謝罪会見を開きました。
被害者や迷惑をかけた関係者やファンに謝罪の思いを述べますが、これに翌日の朝のワイドショー「スッキリ！！」の司会を務めている先輩芸人「極楽とんぼ」の加藤浩次さんが苦言を呈します。
加藤さんが気になったのは井上さんが事故発生時の状況について説明した場面。
井上さんは「事故を起こしたとは気付かなかった」、「逃げたつもりもなかった」、「自分に都合よく考えてしまった」などとと言った場面です。
加藤さんは「井上は本当は事故を起こしたことに気付いているけど認めるのが怖いんだよ。本人も反省してるとは思うけどこういうときは当ててしまった、と自分のやったことを会見ではっきり認めないとダメだ」という趣旨の発言をしました。
それと同時にこれからその罪を背負って頑張っていくNON STYLEの二人を応援したいとエールも送っています。
相方の不祥事を経験している加藤浩次
極楽とんぼの加藤さんは相方の不祥事を一度経験しています。
２００６年に相方の山本圭壱さんが未成年に手を出し警察に書類送検され、所属の吉本興行を解雇されるという事件がありました。
事件が発覚した直後、その当時からすでに「スッキリ！！」の司会を務めていた加藤さんは冒頭のあいさつで悔しさから号泣、嗚咽を漏らしながら相方の不祥事と解雇を視聴者に伝えたのです。
その後、山本さん解雇後も加藤さんは名前の前に必ず「極楽とんぼ」のコンビ名を付けて活動、結果山本さんは２０１６年に吉本興行に復帰し、徐々に活動を再開しています。
加藤さんはこういった経験があったからあえて井上さんの謝罪に苦言を呈したのだと思いますし、実際にその不祥事から立ち直ったからNON STYLEの二人には頑張ってほしいとエールを送れるのでしょう。
井上さんも復帰して最初はやりにくい部分もあるでしょうが、加藤さんの言葉を胸に一からやり直し、またメディアで元気な姿を見せてもらいたいと思います。
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