恩師との再会
２０１６年１月１１日に開催された「名球会ベースボールフェスティバル２０１６」。このイベントに参加していた多数の球界のレジェンド達、その１人として清原さんも出場していました。偶然にもイベント中に長嶋監督とグラウンドで再会した彼は、お辞儀をして固い握手、そして笑顔を見せていました。
ブログで語る贈られた言葉の重み
現在は封鎖され直接見ることができなくなってしまった清原和博さんのオフィシャルブログ。一部のわずかな文章だけなら見ることが可能ともいわれているブログですが、ここにイベントで長嶋監督と再会した日の思いが語られていました。
左手を差し出していただき、
自分は両手で長島さんと握手させて頂いた
長島さんは左手で自分の右手を掴み自分を引き寄せ耳元で
君はまだまだ若い頑張るんだぞ！！
長島さんの眼力、左手の強さに圧倒されて ただただ はい！！
ありがとうございます！！深々と頭を下げる
自分のことを気にかけて頂いた 涙が出るのを必死で我慢した
再会と同時に贈られた言葉。必死に涙を我慢したとあり、それほどまでに長嶋監督との再会は彼にとって大きなものだったといえます。
いつか返ってくることを願って
逮捕の１ヶ月前に清原さんへ長嶋監督から贈られた言葉は、さまざまな意味でとらえることができると思います。現役引退後のマスコミによる私生活の報道や周囲からのバッシング、離婚、糖尿病による闘病生活と次々に彼を苦しめていきました。満身創痍ともいえる清原さんを長嶋監督は気にかけ、言葉数は多くなくとも彼の心の支えになったことでしょう。今後、またあの頃のような豪快に活躍する番長・清原和博さんがファンの前に戻ってくることを心より願っています。
