今のテレビ業界の息苦しさ
テレビ東京系で27日に放送された「チマタの噺スペシャル」で、お笑い芸人の世代交代やテレビ業界の自主規制についてビートたけしが語った。
若い頃は過激な行動や発言で世間を騒がしてきたビートたけしだが、最近ではトーク番組で含蓄のある発言が目に付く、この日も笑福亭鶴瓶を相手にテレビの自主規制に関して意見を交わした。
「ルールがきつけりゃ、きついなりにいいのかも。それをどう逃げて、やっていくか。
足だけ使うのはサッカーで、蹴って、持って、走るのがラグビー、ルールがあるから面白いんじゃないの。」
たけしが自主規制に関して話をすると、
「そう、今の縛りのなかでやってんねんから、それをどう打ち破っていくかや」
と鶴瓶はたけしの話を追随した。たけしは「あんなこと言って大丈夫か？」というスレスレのところで生き抜くのが一番いいと話す。今では笑って話せるが、かつて出版社を弟子と襲撃し犯罪者になってしまった経験を持つ、過激な芸人魂は今も生きている。
現役でやっているからこそ、今のルールを受け入れてやっていこうとする姿勢があるのだ。
たけしはさらに語る、今の芸人事情。そして、芸能界や社会での生き残り方とは？
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