ここからが恐怖だった。。。
応答ボタンをクリックしたら
「〇ちゃん、やめちゃうの?」
とあいさつもなく言われた。
「うん。色々あってw」
ちょっと濁して答えたら
「色々ってなに?」
って少し強く聞かれた。
「学校とかバイトとか色々」
「もっと詳しく教えてよ」
「バイトの回数増やしたし、
勉強もがんばりたいから」
「夜だけなら続けられるでしょ?」
「夜は勉強するから…ごめんね」
「毎日毎日そんなに勉強するの?
チャットの時間も取れないくらい?」
「うん…資格の勉強もあるから…」
「土日は?昼間とかログインできないの?」
「土日は教習所に行きたくて…」
Sさんはかなりしつこかった。
私は嘘を交えつつ答えたものの、
面倒くさいなぁ…
という気持ちが大きかった。
Sさんは普段はもっと落ち着いてるから、
どうしちゃったんだろう?
という戸惑いもあった。
「教習所?どこ?八王子だよね?〇〇学校?」
「ん~まあそんなとこw」
「ここで稼いだ金で免許とるのか」
「そういうわけじゃないけど」
「そうだろうが!!!」
いきなり怒鳴られた。
びっくりして心臓止まりそうになった。
「俺から巻き上げた金で免許とるんだろうがよ!」
「えっ!?えっ!?」
「お前にいくら使ったと思ってんだよ!ええ!?お前が」
ブツッ!
会話が切れた。
というか私が切った。
キックボタンという
強制退出機能を使った。
通話が切れてしばらくしても
心臓がドキドキいってた。
五分くらいしたら、
Sさんからメッセージが届いてた。
気になる続きは次ページから!!