おばさんはきっと、スーツ>作業着みたいな、何の根拠も無い優越感に浸ってたんだろうけど、明らかに見下したような言い方が許せなかった。
流石の母も嫌味を言われてると気付いたようだったけど、そのまま会釈をして何事も無かったように出掛けた。
母はいいのいいのって言ってたけど、私は悔しくて、その一件以来本格的に隣のおばさんを嫌いになった。
そんなこんなでおばさんは相変わらずのまま、父の定年が近付き、両親は退職金と貯金で家を買う事にした。
なんと、父の担当になった不動産会社の営業はおばさんの息子!
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