不良小学生の俺らが、連れのオヤジを襲撃したら、誰もが予想できなかった展開に巻き込まれることに・・・

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本田母「そう。だけど気をつけてね。フライパンの面で殴ったら

面積が大きすぎてあんまり効かないのよ。

だから・・・こう。

(フライパンを90度横に向けて縦にし脇の部分から垂直に落として見せる)」

俺「・・・・・マジで?」

本田母「旦那がへそくり握ってパチンコで負けてきた時に

かましたら、頭を押さえたままヘッドバンキングしてたわ♪

効くわよ~。襲われたらためらわずいきなさい。」

本田「1・・・それマジだ・・・父ちゃん1時間ぐらい動けなかった・・」

できるなら・・・使わないで済んで欲しい・・・・

俺の家から坂倉の家までは歩いて10分くらい。

なので4人で歩いて行く。

母ちゃんとホンダ母は

ケラケラと笑いながら歩いている。

「あっついわね~。お肌によくないね。」

「もう年だし、お手入れ欠かすと、即響くもんね」

なんて、どっかに買い物に行くような顔して

ズンズンと突き進んでいく。

俺と本田は、一度虐待オヤジの恐怖を味わっている。

二人とも口には出さないが怖かった。

怖かったんだが・・・

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