不良小学生の俺らが、連れのオヤジを襲撃したら、誰もが予想できなかった展開に巻き込まれることに・・・

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坂倉の虐待という荷物を抱え

本田に相談したという荷物を抱え

子供だけで大人を襲撃しに行くという犯罪行為を抱え

逆襲にあい、深く体と心に大人の恐ろしさを抱え

まだまだ子供だった俺には両手いっぱいしか持てない

荷物を肩に背負わされ、足にくくりつけられ

俺は身動きできなくなっていた。

どれもこれも俺にとっては大事な大事な荷物。

気安く誰かに預けられない。

重い重い荷物を背負ってきたけど

一番身近な人が一緒に背負ってくれると言ってくれた。

俺はこの身近な母に荷物を預けてみることにした。

俺は嬉しくて嬉しくて涙が出た。

嬉しいとこんなに涙が出てくるんだって

初めて知った。涙を流した重さの分だけ

体と心が軽くなっていくのがわかった。

俺は母ちゃんにすべてを話した。

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