本田はどういうつもりか知らないが
俺はお前をなんとか助けてやりたいと必死に伝えた。
真ん丸な目をして驚いた表情を浮かべていたが
話が進むにつれて目は鋭く上向きに戻ってくる。
しかしその目線は徐々に下に降り
話終える時は俺と視線を合わせず教室の地面を見ていた・・・
坂倉「・・・・それ・・マジで言ってんの?」
俺「ああ。マジだ。やらなきゃやられる。」
坂倉「・・・お前後先考えてくれたのか・・?」
俺「え・・・・?」
坂倉「もし作戦が成功しても俺は親父と母ちゃんと住み続けるんだぞ!
どんなひどい目にあわされるかわかんねえ!
俺は一回抵抗してオヤジをツネったことがある!
そんとき何されたかわかるか!?
俺はな・・俺は・・・・傘の先で・・
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