今度は窓にカーテンを絞め
完全防備状態にして俺と坂倉はタバコに火をつけた。
なんとなく悪ぶっていた俺達は
タバコを普通に吸うようになっていた。
「こら!ガキャ~!てめえらタバコ吸ってんじゃねえ!
ここ開けろコラァ~!!」
母ちゃんはカーテンを絞められて
帰ったふりをしつつも
その窓の下に伏せて盗み聞きを続行していた・・・
しつこいよ母ちゃん・・・・
「わ・・悪かったよ。今、開けるよ!」
ガラガラガラ・・・・
「てめえ!1!いつも言ってんだろ!
タバコ吸うなら私の前で吸えって!
隠れて吸って火事とか起こしたらどうすんだ!
吸いたきゃ私の前で堂々と吸え!」
うちの母ちゃんは高校時代は
それはもう漫画に出てきそうなクソヤンキーで
薬以外は全て経験していた。
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