すでに職場に戻っていた姉は
新幹線の駅に俺と付き添いの母親を迎えに来てくれた。
俺の咳の具合は相変わらずで
新幹線の移動も大変だった。
駅からタクシーに乗り
そのバーのある雑居ビルへと向かった。
バーに着き重厚なドアを開けると
カウンターの向こうに
その女性オーナーは座っていて俺を見るなり
「あー、なるほどね。」
と笑いながら言った。
俺がどういう状況なのかは
既に伝わっているようだ。
次のページに続きます…
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