僕はその後転職し、仕事の関係でその地を離れてしまいました。
時々近所の小中学校に出向き、被災の体験を語る場を頂いたりしていますが、
今でも演台でこの話をすると、情けないことに膝が震え、言葉が詰まってしまいます。
ですが、治療の一環というわけで続けさせていただいています。
今では遠い地で彼女と同棲しています。
被災した際に使ってしまった貯金も段々と貯まり、今度プロポーズをしようかと画策しています。
震災後からずっとそばにいてくれるお蔭で、
僕もPDSDと付き合いながら、完治に向けて日々頑張れています。
彼女にとっての僕の武勇伝、ということで。
長文、連投、失礼しました