自分でもナニが入ってるのかわからんモノを衆目に晒すわけにはいかないのだ。
恥辱に耐えて受け取ったブツはビニールで厳重に梱包してあった。
厚みからいって手紙とか写真とかそういう類と思われる。更に危険度が上昇。
厨坊の俺が書いた自分宛の恥ずかしい手紙とか最悪だろ?
万一、ポエムなんかが入ってたら軽く死ねるレベルだし。
コレさえ回収できたらもう同窓会なんかに用はないんでとっとと撤収。
とりあえず幹事さんにだけは部室の鍵を返すついでにお礼を言って一人会場を後にした。
さて、婆ちゃん家に戻ると自分の部屋に篭って開封の儀式。結構怖い。
丁寧にビニールを剥がしていくと封筒が見えてきた。いよいよだ。
次のページに続きます…