親にバレないようにゲームをしていた姉と俺。姉が「窓の外に人の気配がする」俺「こんな真夜中だと猫とかでしょ」その結果・・・

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今でもハッキリ覚えてるが、
その頃はゲップーって敵に大苦戦しててひたすらレベル上げしてたんだ。
えみつ使えば楽勝だって事も知らずにな。
時間は大体午前1時、丁度今位の季節で
寒かったので毛布にくるまってゲームしてた。
必死にザコと戦闘してる時、姉が不意に
 
「タケ、テレビ消して」
 
て言ってきた。
俺は訳がわかんなかったから焦って
 
「何で?眠いの?じゃあコイツ倒したら
戻ってセーブするからちょっと待ってよ」
 
と返した。が
 
「ゲームの電源は切らなくて
いいから…テレビ消しな」
 
姉は締切ったカーテンの方を
見ながら静かに呟いた。
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