虎男「誰にやられたんだよ」
私「大丈夫だから」
虎男「全然大丈夫じゃねーよ!じーちゃんとばーちゃんが行ってこいって言ってくれて俺来たから良かったけど、俺来なかったら死んでたかもしんねーじゃん!」
私「うん…」
虎男「俺やなんだよ、ねーちゃんが怪我とかすんの。あいつ(父親)のこと思い出すしさ」
私「あんた…覚えてたの?」
虎男「覚えてるよ。俺庇っていつもねーちゃんばっかり殴られてたしょ。だから大きくなったら俺が守ってやるって思ってたんだぜー」
私「生意気…」
虎男「俺ケンカ負けたことないし超強いよ!ねーちゃん一人くらい俺が守ってやるから話せよ!」
あんまり嬉しくて、泣きながら全部話した。
虎男は黙って聞いてくれたけど、すごく怒ってた。
ちなみに虎男は強面で警察官志望、ガタイも良かったから安心した。
確かに、彼男なんかより全然強そう。
二人で、彼男に対する制裁計画を練って、彼男の帰りを待つことに。
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