オーソドックスなのは
太郎と花子がデートしている場に、
工作員の男が乗りこんでいくパターンです。
と写真をヒラつかせながら
一方的に凄んでいきます。
花子は
と幻滅して、2人の仲は終わります。
もっと大ダメージを依頼者が希望するなら、
太郎の奥さんに証拠写真を
突きつけるパターンも有効です。
太郎が出社中、
家でワイドショーを見ている奥さんに
男性工作員が訪ねていき、
同じように写真を見せながらまくし立てます。
寝耳に水の奥さんとしては
「うちの夫が浮気!?」
「この子だれ?」
「このヤクザみたいな人怖い!」
と強烈なストレスを受けます。
数時間後、
そのストレスから転嫁した怒りは
120パーセントの濃度で太郎に
叩き込まれるでしょう。
もはや花子との不倫どころではなくなり、
下手すると太郎の家庭まで
崩壊させることができます。
いい気分で「俺って最近モテ期?」
と浮かれていた太郎は、
不倫相手の花子とも妻とも疎遠になり、
もちろん女性工作員とも連絡が途絶え、
完全に孤立した人生を送ることになります。
いろいろ省略した部分も多いですが、
これが別れさせ工作の大まかな流れになります。
トラブル内容はこちら↓↓
うまくいけば問題ないですが、
ただでさえトラブルの多い
探偵業界で最高に詐欺被害の
リスクが高いのも、
別れさせを含めた「特殊工作」の依頼です。
これは探偵という
職業カテゴリの構造的な
問題も絡んできます。
想像してみてください。
たとえば皆さんが家電店で
エアコンを購入したとして、
その品質やサービスが
気に入らなければ家族・友人に
「あの店は最低だった」
と文句を言えるでしょう。
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