「お兄ちゃん『さかな』と『みぎ』で何て読むの?」公園で見知らぬ女の子に声をかけられた結果・・・

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「・・・」
「そうあんたに言われた後、
母さんに『そんな字あるん?』て聞いたら
『そんな字ない、間違いや』て言われたわ。」
「・・・いや全然覚えてないんだけど・・・」
「母さんにそう言われて私あんたに聞いたんよ、
誰にそんな嘘を教わったかって」
「・・・」
「何か知らん女の子に教えてもらったってあんた言いよったわ・・・
ん?・・・もしかしたら?・・・あんた!・・・へび・・・女の子・・・」
その後の姉の言葉は覚えていない。
俺は絶望的な気分になり
窓ガラスの手のひらの跡に目をやった。
でもそこには手のひらの跡はもう消えていた。