それが終わり、
女性オーナーにお礼を渡し
俺達は店を後にした。
帰りのタクシーの中、
俺は姉に聞いた。
「さっき先生が子供の話したとき
ネーちゃんハッとしたやろ?」
「うん。
あんたに塩振りかけた日があったやろ。
あんたには言わんやったけど、あん時ね、
あんたの顔の横に女の子の顔が見えたんよ。
目を閉じた女の子の顔が・・・」
姉が続きを言いかけたとき
母親がさえぎった。
次のページに続きます…
【PR】Akogare
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。