俺は「それは辛かったね。
余程お婆ちゃんが好きだったんだね。
でも、なんで俺に声かけたの?」
と同情しつつ、また疑問を投げかけた
「私もドライブインに行くと
ボーッと景色を見ていたので
側から見ると俺さんのように見えるのかなって。
声を掛けたのももしかしたら私と似た境遇なのかなと思い
話せば互いの傷を癒せるかと思ったんです。
でも、俺さんの境遇が
余りにも壮絶だったので言い出せなく
私のことなんて些細なことと思い
それに俺さんが少しでも揺らいだら
ご家族の後を追うんじゃないかって感じて
少しでも笑顔になるようにと誘ったんです。」
と彼女は語った
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