ニュージーランドのイラクサ
ニュージーランド固有種のイラクサは、”近づいた人をさらっと殺してしまう”植物の1つだ。このモンスタープランツは、一般的なトゲのあるイラクサの”巨大かつ極めて強力な毒を持つ樹木バージョン”で、大きいものだと高さ4.5メートルにもなる。うまくカモフラージュしたこの植物は、神経毒を送り込む巨大なトゲを持ち、ほんのわずかな接触で死に至る恐れを招く。
悲惨な例として、あるニュージーランドのハンターがこの恐ろしいイラクサに接触した後に、強烈な毒の影響から神経系統の崩壊を引き起こし亡くなった、という事故もあったそうだ。また、即座に死に至らなかった場合でも、命に関わるような多発精神系障害や、時間と共に神経経路の退化的な衰弱が起きる恐れがある。
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