女(風、気持ちいいな。こんなに幸せな気分……きっと、空も晴れてるよね)
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/05(火) 12:13:46.23 ID:/jBI1+iy0
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がや がや
男友「……珍しくお前が飯誘ってくれたと思ったら」
男友「女ちゃんが休みってだけかよ、この薄情もんが」
男「アイツ月1でそういう人たちの交流会みたいなのがあんだって」
男友「ふーん、女ちゃんのことは流石よくご存知で」
男「んだよ、さっきからその感じ。だからこうやって一緒に飯食ってやってんだろ?」
男友「うるせぇ! 女ちゃんとばっかイチャつきやがって!」
男「い、イチャついてねえだろ別に」
男友「……お前、まさか親友の俺に報告もせず、女ちゃんと付き合ったりしてないだろうな?」
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/05(火) 12:22:30.52 ID:/jBI1+iy0
男「し、してねーよ! なんで俺と女が付き合うとか、そ、そういう話になるんだ!」
男友「……」じーっ
男友「最近、女ちゃんが可愛くなったって、クラスの男連中の間でもっぱらの噂になってる」
男友「もともと可愛かったけど……」
男友「なんかお前と一緒にいるようになってから化粧とか! 髪とかも、綺麗にセットしてるし!」
男「え」
男友「どーいうことですかー? 男くーん」
男「し、知らん(……化粧? 髪? ま、マジかよ全然気に留めてなかった)」
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/05(火) 12:34:36.44 ID:/jBI1+iy0
男友「親友として教えといてやる。クラスの男連中は全員『男死ね』って思ってるぞ、俺含めな」
男「お前もかよ!? 彼女いんだろお前……」
男友「ちなみに男は影で『盲導犬』と呼ばれている」
男「盲導犬って……なんだそりゃ」
男「犬っつったら、どっちかというと女のほうだろ」
男「いつも後ろをちょこちょこ付いて来るからな」
男友「……」
男「アイツ杖持っててもなんか危なっかしくてよー、そのクセよくウロチョロすんだよなー」
男友「……(こいつマジで事故らねーかな)」
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/05(火) 12:45:41.23 ID:/jBI1+iy0
男友「とにかく! お前は野郎共通の敵だから、明日から話かけてくんじゃねーぞ!」
男「そうか、じゃあ今日のメシ代も返せないな。残念」
男友「……!」
男「あ、そうだ……そういや、男友の彼女ってウチのクラスだよな?」
男友「そうだけど……それがどうした? あとお金返してね」
男「……」
男「……女ってさ、女子の間では……どうなのかなって」
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