82:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:19:38.29 ID:9YZzFpZv0
ニ「あぁ、まあ、ゴルゴムや諜報部でかなり鍛えられたからね。そういえば、美少女は造成部が希望だったけど、異動の話はぜんぜんでてないの?」
美「あ、実は…。今度の社内コンペで怪人を作ることになったんです。わたしのが採用されれば、異動になると思います」
ニ「へー。すごいじゃん。自信あるんでしょ?」
美「実は…ちょっと困ってます。二つ問題があって」
ニ「どうして?」
美「ひとつは技術提供の滞りです」
ニ「どういうこと?」
美「私は、ゼクトのもってるワームの技術を応用したいんですけど…」
ニ「ああ、なるほど。あそこはガード固いからね」
美「あとひとつは、改造人間のなり手がいないんです」
ニ「そうなの? 改造人間といえばウチの看板なのに」
美「今度のコンペは社の一大プロジェクトです。だから悪の才能が十分にある人にお願いしたいんですけど…なかなかいなくて」
ニ「…(コンペか…これはもしかしたら…」
美「? どうしたんですか?」
ニ「いや、ちょっとね。それよりこれからどうしようか? もう一軒いく?」
美「…はい!」