俺は目の前が真っ暗になった。
そうだ・・・。今日は清書した台本をROMに焼いて代理店に提出する日だった。
完全に忘れていた。
「テメーのお陰でフリーの俺に電話がジャンジャン入ってんだよ。
いくらお前に電話しても繋がんねーし。
代理店誤魔化しきれないんだよ!」
もはや志村の怒鳴り声よりも、数段上の恐怖が俺に襲いかかっていた。
時計を見る。22時・・・30分・・・。血の気が引いた。
俺はとにかく志村に言った「すみません。今すぐ代理店に行きます。切ります」
俺は部屋を飛び出した。
手が震えていてキーがドアに入らない。
カギはもういい。とにかく急がなくては!
249: :2008/06/17(火) 14:02:46.82 ID:
こんな恐ろしいプレッシャーの中で仕事できる奴ってスゲェと思う。ますます社会が恐くなった。
ニート脱出できない・・・