石原さとみの過去は?
石原さとみさんの名前の由来は冒頭でも触れていましたが「自らは原石であるとしてつけた“原石”を逆にしたものを苗字に、聡明で美しくありたいという願いを込めた文字を名前した」とされています。実は現在の名前になる前、石神 国子(いしがみ くにこ)という名前で映画に出演したことを明かしています。そんな石原さんが一躍有名になったのは2003年に放送された『きみはペット』(TBS系)で連続ドラマ初出演したことでしょう。これがきっかけとなり多数のドラマ・映画出演を果たし、今のような人気女優となりました。そして今年の7月1日公開の『忍びの国』でヒロイン役である「お国」を演じ、ファンを沸かせました。
『忍びの国』インタビュー
一部にはなりますが、石原さんへのインタビュー内容と回答を入手しましたので掲載させて頂きます。
難攻不落の忍者集団と織田軍の戦いを描いた映画『忍びの国』。無敵の忍者と称される主人公・無門(大野智)の妻・お国を演じた感想は?
「この映画は、孤独に生きてきて、人を人とも思わなかった無門(主人公・大野智)が、どう変化して成長していくかがみどころだと思います。」と回答。石原さんは続けて「彼に人生が変わるきっかけを与えられたお国はステキだなと思っていて」と言葉を区切ると、自身がそういった役を演じられる年齢になったことを実感したといいます。
30歳になったからこそ、演じられた?
「そうですね。今は、いろんなことが俯瞰で見られるようになり、人間の甘さや弱さ、本当の強さの意味がわかってきたので、その上でお国という役が理解できました。」と嬉しそうに答える石原さん。お国という役に母性を感じたとも語っています。『忍びの国』は歴史小説が元となった作品で、大野さん演じる無門は伊賀の国で「絶人の域」と言われるほどの男でした。しかし才能あふれる無門が見ているのはいつもお国の機嫌のみ。そんな2人は織田信長の次男・織田信雄が独断で伊賀に攻めてきたことで運命が動き出す、という話になっています。
意外な悩みを告白
10代の頃は好奇心の向くままに生きてきたという石原さんは、20代で生活や環境、人間関係までもがすべて変わったそうなのです。そして30代になった今、今まで築いてきた大切なものや人を大切にしていきたい気持ちが高まり、その人達に認められるような自分でありたいと願うようになりました。そして同時に悩んでいる時期でもあるらしく、
ここから脱出できたら成長できる気がするんですけど…。あと3年後ぐらいが楽しみです!(笑)
と、人気女優の意外な悩みを告白したのです。実は20代の頃の石原さんは夢がたくさんあったらしく、出演したい作品・出会う人・月9ドラマの主演・雑誌の表紙・化粧品のCM出演…といったさまざまなことを明確に叶えたい願望として心に秘めていたんだとか。しかし30代になり、プライベート面では思いつく夢も仕事では思い浮かばなくなってしまっていると漏らしたのです。だからこそ勉強をしつつ試行錯誤の真っ最中とも答えており、現状に満足しないその姿勢に思わず感心してしまいますね。3年後が楽しみでなりません。