SHELLYに重くのしかかった言葉とは
— SHELLY (@shellysproject) September 13, 2012
「『胸の存在感を隠してね』と軽く言われたときに、自分は負債を抱えているんだって思いました」
この言葉のせいでSHELLYは胸の存在感を消すだけでなく、女性らしいデザインの衣装もあまり着なかった。彼女の天真爛漫なキャラクターとの相性もあるが、ミニスカートですら数年前まで解禁しなかったという。
しかし、今では「恥じらいを無視」するようになり衣装の制限や所作のコンプレックスも薄くなったSHELLY。そのきっかけは、バラエティ番組などで個性を認めてもらえたからだ。
女性タレントとしてリスクはゼロではない
現在インターネットテレビ局「AbemaTV」でニュース番組「Wの悲喜劇」のMCを務めているSHELLY。「日本一過激なオンナのニュース」と銘打った番組では、不妊、セクハラ、生理、性教育など、なかなか本音が語られないテーマを次々と扱う。それでもSHELLYがこの仕事を引き受けたのは、「女らしくしなければいけない」というような「無意識下のすりこみ」に疑問を持って欲しいからだという。
「ジェンダーや性に関する話がしづらい空気で窮屈な思いをしてきた分、子どもには同じ思いをさせたくないんです」
SHELLYの考えに共感する人は多いが、なかなか口には出せない問題なのかもしれない。そんな思いをタレントという立場でこれからも発信していってほしいですね。