そのキレっぷりに誰も手がつけられない
その番組というのが、ちまたで話題のスポットと中継をつなぎ人々の生態を探る『マツコ会議』(日本テレビ系)。マツコはカメラが回り始めた後も、楽屋から引きずるその不機嫌ぶりを隠そうともせず、何かカンに触ると、ことごとく周囲に当たり散らしているというのだ。
『マツコ会議』の収録スタジオには、実際の番組プロデューサーやディレクター、リサーチャーといったスタッフしかいない。つまり周りにいるのは身内だけ。角が立つ発言をいくらしようが、中継先に聞こえていなければ、あとで編集でなんとでもなるという空気がある。
テレビ作りには真摯な姿勢を見せるマツコ
「実は意外とテレビのシステム知らないまま入ってきちゃってるんだよね」と悩みを吐露していたマツコ。番組によって自分の立ち位置や話すトーンまで変えて臨むなど自身も人知れず苦悩しているようだが、親身になってテレビ業界の作法を指導してくれるスタッフが必要なのかもしれない。