あらすじは?
史実をもとに作られたという『忍びの国』。天下統一を前にした織田家でさえ攻め入るのをためらった伊賀の国には“孤老の族”と呼ばれる忍者衆が棲んでおり、そのひとりである無門を演じた大野さん。忍者としての腕は確かながら性格は怠け者という無門率いる忍びの軍団が圧倒的戦力で攻め込んでくる相手に対抗するというストーリーですが、大野さんは自身の役どころをどう捉えているのでしょうか?
役作りは「そのままでいい」
中村義洋監督とは『映画 怪物くん』(2011年)でもタッグを組んでいますが、中村監督は大野さんに役作りに対して「何もしなくていい、そのままでいい」とあえて役作りをせず普段通りの大野さんを見せて欲しいと伝えたそう。
無門と同様、怠ける時はとことん怠けるタイプだという大野さんは自身と無門は似ている部分も多いのでは?と語ります。
嵐としての大野智、俳優としての大野智
意外なことに大野さんは自分が俳優だと思ったことは一度もないのだそう。『嵐』というグループの『大野智』という意識が強い分、グループと離れて一人の俳優としての仕事をするときは「本当にちゃんとやらなきゃ!」という意識を強く持って臨むのだとか。
撮影現場を訪れた嵐メンバーとは?
基本はグループ『嵐』の一員という意識だと語った大野さんですが、実は撮影現場に嵐・二宮和也さんが訪れた際、監督から演出を受ける大野さんの隣に二宮さんがいたのにも関わらずそのことには全く気付かなかったそう。
二宮さんは黙ってきて黙って帰っていってしまったようで、現場で言葉を交わすことはなかったようなのですが、あえて言葉を交わさなくてもお互いをわかっている感じがしますよね!監督と真剣に演出について確認し合う俳優としての大野さんを見られて満足したのかもしれませんね。