ビートたけしが最近の芸能界について言及「タレントの理想はパンかご飯」と発言し話題に!!

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今では、芸人の中でも大御所のたけしさん、さらに映画監督、俳優など幅広く活躍しています。しかし、たけしさんは「若いときに稽古事をやっておくべきだった。楽器とかパントマイムとか…最近落語には挑戦しているんだけど若いときにやっておかないと後でしわ寄せがくる」と芸事へのさらなる貪欲さをうかがわせました。

そして、入れ替わりの激しい芸能界について「タレントとして理想はパンかご飯。それになれればおかずが変わってもパンとごはんは外さないだろう。すぐに忘れられてしまうエリマキトカゲやウーパールーパー的なタレントが多い。(自分は)ずいぶんキャリアを積んだんで、そういうことにはならないと思う。消滅するだけ」と自身のことも交えて、思慮深く語りました。

そんな、たけしさんでも「若い頃考えていた自分と今の自分は同じか」と聞かれると「子供のときはよく“人に笑われる男になるな”と言われて、学者になろうと学校に行きましたけど、学生運動でやることがなくて浅草に行ってしまった。今考えりゃ自分の理想としては七分ぐらいしかやり遂げていないと思う。俺はこれでいいんだということは思わない」と心境を明かし、ボードに書いたマニフェスト「新しいものを避けない」を発表しました。

さらなる飛躍

「弟子みたいのが何人かいるけど、新しいものはなるべく“やれば”と寛容にしている」というたけしさん。実際に新しいものに触れたエピソードとして「(昔)『インターネットを買って来い』って言った。でも『インターネットは売っていない』って」と漫才のようなやり取りを振り返り、いやらしい写真を見ようとしたが「マウスをマイクと間違えて、(マウスを口に当てて)『写真をお願いします』って。今度は手の形が出てきてこれで揉むんだなと」と場内を笑わせていました。

しかし「(何かが)新しいと思った瞬間、(新しいと感じた)その人は古いのかもしれない」とも語るたけしさん。

今後やりたいこととして「いろいろやってきて、まあまあ賞はもらっているけど、歌は全然あたらない。歌を歌ってヒットさせてみたい。紅白で全裸で歌ってみたい。それを聞いたらNHKは絶対に出さないと思いますが」と、たけしさんらしいコメントを交えながら、新たな目標にやる気を見せていました。

さらに、歌がヒットしたら「花に囲まれて遺影にスポットライトあてられてその曲がかかるという可能性もあるんで、それだけは避けたいなと思っています」と、ブラックジョークもたけしさんならではのネタで語りました。