数字よりも沢尻さんの魅力を評価
沢尻さんにとって３年ぶりの連ドラ主演でしたが、視聴率は初回、２話目は１０％を超えましたが、３話目以降は一桁台と成功したと言い難い数字です。
それでもあるテレビ局関係者は「誘拐、離婚などとかなり重いテーマで、しかも母親役。まだまだ３１歳の沢尻さんにとっては厳しい役どころですが、見事にこなしている。それに、これまで清純派から気の強い女性、さらに母親と着実に演技の幅を広げていますからね。数字以上に存在感を示しています」と絶賛しています。
視聴率がついてくれば御の字なのは当然の見解ですが、沢尻さんの器用さは今のテレビドラマ界にとってなくてはならない存在になっているようです。
テレビドラマ界の人手不足
ある芸能プロ関係者は「いまドラマ界が欲しがっているのが、沢尻さんくらいの２０代後半、３０代前半の女性なんです。これから視聴者として確実に取り込みたい年齢層であるんですが、実はこの層で主演を張れる有名女優が、軒並みドラマ離れを起こしているんです。長澤まさみさんなんかは良い例ですよ。もう映画か舞台しかやらないと半ば決めていますからね。というのも視聴率というのが話題になるようになってから、低ければ叩かれると、みんな毛嫌いして出たがらないんです。だから沢尻さんに期待している人が多いし、狙っている局も多い。まあ、裏を返せば、それだけドラマは人材難ってことかもしれませんが」。
正直驚きました。
確かにドラマに出れば数字を求められます。取れなければ、演技力がないのではないかなど叩かれるのもわかります。
何気なく見ているドラマもテレビドラマ界が起用したくてもその選択の幅が狭まっているという厳しい時代に突入したのかもしれません。
これからのテレビドラマはどうなっていくのでしょうか。注目が高まります。
