176: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/07(月) 13:32:31.17 ID:rOOh+VHMi
そんなことがあってから俺はあまり文化祭にやいやいと口を出さないように
していた。
怖かったんだ。純粋に。これ以上自分が嫌われないように。
もし、これ以上下手なことをするとターゲットが俺に変わってしまう。
それを俺は1番恐れていた。
なんにしろ俺は小学2年生のころにイジメにあっていた。
小学校ではなく、少年野球のチームで。
キャッチボールはしてくれない。暴投すると文句ばかり言われる。
弁当も1人で食べることも多かった。なんで俺なんだと思い詰める日もあった。
辞めたいと泣きわめく日や、仮病を使い、休む日もあった。
結局、それに耐えきれなくなった俺は一年でチームを抜けた。
それからは俺はイジメ恐怖症になり、ボッチ恐怖症になった。
それから俺は自分から友達を多くつくって1人にならないような
状況を作るようにした。
177: のび太 ◆iewtbqJpFo:2013/10/07(月) 13:41:35.77 ID:rOOh+VHMi
おかげで友達に困ることもなく、過ごしてきた。人見知りだけどw
それで今だ。このままじゃ俺はまた小2のようになってしまう。
そう思って、媚を売りまくっていた。
でもそれが悔しかった。いじめてるやつらに媚を売って、そいつらについて
行くうちに山口たちとの関係も曖昧になっていった。
そんなことも知らないチワは
チワ「ダンスの練習さぼんなよー」
のび太「ほいほい」
と相変わらずだった。