学校から帰ってくると・・・
当時、YOSHIKIさんの両親は呉服店を経営しており裕福な家庭だったそうです。
10歳の夏休みにクラブ活動で学校に行き、帰ってくると父親が床で寝ていて、顔色が青く子供心にも何かおかしいと感じました。
動かなくなった父親を見てYOSHIKIさんはしばらく絶句してしまったそうです。母親も何も口にせずしゃべりませんでした。
家族を残してなぜ・・・?
当時、YOSHIKIさんは
「家族を残してなぜ?」
という疑問が離れなかったそうです。自殺の原因もわからず終いでした。しかし、原因がわかったところ父親が帰ってくるわけじゃないと語っていました。
そして辛かったのは母親だったと話し、父親のことは会話もしないし、遺品も全て捨ててしまったと語っていました。
YOSHIKIを支えた音楽
そんなYOSHIKIさんを支えてくれたのは音楽でした。母親が買ってくれたドラムをひたすら叩き、やり場のないネガティブなエネルギーをぶつけていたそうです。最後にYOSHIKIさんは
「命は自分だけのものではない。」
「僕は残された人になってしまったが、心の傷は一生消えない。この傷と生きて行くしかないんです。」
と語っていました。