運命の人とは？
さらに物語が進み、王子様は自分の星で一輪のバラを大切に育てていましたが地球に咲くたくさんのバラを見て落胆します。あれほど丹精込めて育てていたのに、地球ではありふれた花だったことにです。しかしキツネにお告げされ、地球のバラと自分で育てたバラは違う事に気付きます。
地球のバラは綺麗だが空っぽということに。自分が育てた一輪のバラには敵わないと気付いたのです。なぜなら、自分で世話をし続け丹精込めて育てていたからです。
この事実にキツネは
「君がバラに費やした時間が君のバラを特別なものにするんだ。これが大事なことだ。」
そして中田さんは、あなたなら「バラ」を何に例えますか？と問います。
中田さんは「バラ＝運命の人」と例え、こう語りました。
「運命の人」とは突然出会うわけではない
相手を大切にしながら過ごした時間が少しずつ相手を「運命の人」にしていく。
この中田さんの解釈はTwitter等で多くの共感を集めました。もちろん「バラ＝運命の人」とは中田さんの私見です。読む人によって別の何かに例えることもあるでしょう。また『星の王子様』は年齢や性別、立場や置かれている環境によって感じるものが変わる。とも言っており、それもまたひとつの魅力と語っていました。
とても分かりやすく、素晴らしい解説ですね！
