「どした?俺まずいこと言ったか?ごめん…」
「違う、違う、謝んないで」
「じゃあどうしたの。」
「今まで、私、あなたに無理やり[好き]って言わせてるような気がしてた。
前からずっと私から好きって言ってて、
あなたに押し付けてたように思ってた。
私、こんなんだから、いつ嫌われるかヒヤヒヤしてた。
結婚も私からプロポーズしたし。
ギャルだし、オタクだし、変態だし、毛深いし、
あなたが苦手だって言ってた美容に気を使いすぎる人だから。
あれがあったせいで、私欠陥品になったし、
せめて見た目ぐらい自慢になる妻になりたかった。
だからさっき、初めて愛してるって言ってくれて嬉しかった。
もう死ぬくらい嬉しかった。」
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