将棋界のレジェンド加藤九段が贈ったエール!
棋士人生はまだまだこれから!
いま始まったばかり。
そして、勝負事には、
勝ちか負けの二択しかない。
だからこそ、
つねにその先にあるものを見据えて
観る人びとの魂を揺さぶる、
後世に残る棋譜を紡いでいただけたらと願う。
偉大なる後輩棋士たちの、
長い長い棋士人生の前途を祝して。— 加藤一二三 (@hifumikato) 2017年7月2日
人生も、将棋も、
勝負はつねに
負けた地点からはじまる。— 加藤一二三 (@hifumikato) 2017年7月2日
深いお言葉ですね。
きっと藤井四段の心にも強く響いたでしょう。
藤井四段の敗戦について語った加藤九段の解説に絶賛!!
翌日、テレビ番組に出演していた加藤九段は、「なぜ負けたのか?」というアナウンサーの質問に対し、
“「藤井四段が負けた敗因を探るよりも、勝った佐々木五段のさえた戦い方を褒めるべきでしょうね」”
“「私が気づいてない指し方を、彼(佐々木五段)は指すわけですよね。そのあたりが相当、優れていると言って過言でないしょう」”
と佐々木五段を評価しています。
この解説を賛辞するツイッター投稿が話題となりました。
“テレビで、藤井君の敗因をひふみんに聞いていたんだけど、
ひふみんが「藤井四段の敗因を探すよりも、佐々木五段の指し方を褒めるべき」みたいなことを言っていて、拍手したくなった”
このツイートは65675件ものいいねを集めました。
この加藤一二三九段。「ひふみん」の愛称でも親しまれ、優しい人柄については、将棋界以外のたくさんのメディアにおいても多くの人の知るところですが、
14歳7か月で四段(棋士)に昇段し史上初の中学生棋士となり、1968年に十段を獲得。獲得タイトルは名人1、十段3、王位1、棋王2、王将1の通算8期。
通算記録は2497戦(歴代1位)1323勝(歴代3位)1173敗(歴代1位)。2017年6月12日の対局で公式戦出場の最高齢記録を77歳11日に更新後に引退されています。
長く続けてきたからこその「敗戦記録歴代1位」!
『負けて強くなる!』という言葉に重厚感を感じるのは私だけでは無いでしょう!