好感度低い芸人・キングコング西野「向かい風もうまく使えば才能なのです」→子供たちへ贈った話に大人までもが胸にグッと突き刺さる。。。※動画あり

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ヨットは何で進む?子どもたちからのツッコミも最高!

とにかく子どもたちとのやりとりが最高におもしろいです。さすが芸人さん。
さっそくトーク内容をご紹介します。

西野さん「俺こんな話しに来たんちゃうねん。西野さんトリだから、いい話してくださいって言われてんねん。だから、そのいい話します。ヨットってなんで進むかご存知ですか?」

子どもたち「エンジン!」

確かにエンジンですよね。でも、子どもたちちょっと夢がないです。西野さんは続けます。

西野さん「いやいや。あいつ風で行きよんねん。あの帆で進む。あのシーツみたいなやつ。ヨットは風で進むの。帆で風を受けて進む。追い風だったら真っ直ぐ進む。じゃ、向かい風だったら?向かい風でも帆をいい感じに操作すれば斜め前に進める。向かい風でも、風が吹いていたらとにかく前に進める。一番大変なのは風がないとき。風がないとヨットは進めないから。漕がなきゃいけない。」

子どもたち「息で進めばいいのに」「扇風機で進む」

完全にバカにしていますね(苦笑)たしかに風がなければヨットは前にも斜めにも進めません。子どもたちのツッコミに対して西野さんは…

西野さん「息で進めるわけないしょ。扇風機なんかないの!もう時間ないんだから。君ら、むっちゃ参加してくるな。人生でも同じ。ヨットは僕ら。追い風は才能だったり、環境だったり。勉強がでいるとか、スポーツができるとか、お金持ちだとか。」

時間がないと言いつつ子どもたちが自分の話にくいついてくるのがうれしい様子の西野さん。

西野さん「日本に生まれたことも追い風かもしれないね。勉強しようと思ったらできる環境があるから。向かい風は嫌なこと。コンプレックスになってることね。チビとか、太っちょとか、ブサイクだとか、勉強ができないとか、スポーツができないとか、学校でいじめに遭ってるとか。この嫌なことが向かい風。向かい風でも角度を変えるとヨットみたく前に進めるの。マイナスな力をプラスに変えて。嫌なことも笑い話にするのが芸人としての僕の仕事。相方がバカだということも、USJでの失敗談も。僕がそうしなかったら、皆さんの今日の笑いも存在しなくなっちゃう。」

子どもたち「なんでそんなに笑い話にするの?」

最初は面白半分に聞いていた子どもたちがトークに引き込まれている様子がわかります。なんでそんなに笑い話にするの?ごもっともなツッコミです。

西野さん「いや、俺芸人なのよ!俺これで飯食ってんの!マイナスの力を進む力に変えて飯食ってんの」

子どもたちにわかりやすくヨットをたとえ話に出し、それを自分に置き換え自らの生き方を子どもたちへ伝えた西野さん。マイナスの力もうまく使えば向かい風になる、それは才能だと。

追い風が吹けば最高!でも向かい風が吹いたら?

追い風が吹いていれば何もかもがうまくいき、順風満帆ですよね。でも、向かい風だったとき、真の自分が試されます。マイナスの出来事が起こった時の考え方、身の振り方が西野さんのトークで子どもたちの中で何か響いたのではないでしょうか。
今辛い向かい風の中にいる子どもたちがいたら、西野さんのトークを思い出してほしいです。
西野さんのように向かい風も「これは笑いのネタになる」と考えられたら、きっと逆境に強く精神的に強い人間になれるかもしれません。
子どもたちだけではなく、大人にも心に響くトークです。