始まりはTwitter上のある投稿から
This sweet girl goes to the pound tomorrow if she’s not adopted. Anyone wanna adopt? Helping out a friend. RT if you can. pic.twitter.com/OgxsqnkGFI
— Larry Skywalker (@badkaratemovie) 2017年4月28日
とある男性がTwitter上で犬の里親募集の投稿をしました。
内容は「犬種はピットブル。予防接種もしてあるしフィラリアも陰性で健康です。明日には収容所に行ってしまう。子供や他の犬とも仲良くできます」というものでした。
そんなに里親って見つからないもの?
アメリカでは多くの犬が里親制度で引き取られていくのですが、なぜこの犬の引き取り手がなかなか決まらなかったのかというと、ピットブルという犬種がネックなのでした。
ピットブルはもともと闘犬から作られた犬種で、筋肉質で噛む力も強いのです。性格は比較的穏やかで、優しくて責任感のあるところが気に入られて幸せに暮らしている犬も多いのですが、初心者が飼う犬ではなくピットブルを理解し、きちんとした訓練と十分な運動を与えられる飼い主が求められます。
I got her!(僕が引き取ったよ)
@badkaratemovie I got her! pic.twitter.com/S9hEuqhCfS
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2017年4月28日
ダルビッシュは取材に対し「収容所で死ぬのは嫌だと感じた」と答えましたが「僕が全てを引き取ると思われたら困る。動物を購入するのであれば責任を持って面倒を見られるか考えて欲しい」とも話しました。
ダルビッシュにとって6匹目となったこの犬は写真でもとても幸せそう。ダルビッシュのツイートには里親募集をした男性からの感謝を表す返信が寄せられ、他にも「Twitterの奇跡だ」「素晴らしいね」などのコメントが続きました。